2012年2月6日月曜日

お別れ携帯電話、本屋に置いてある栞

お別れ携帯電話先日、長らくお世話になった方にお別れと感謝の言葉を伝えた。携帯電話で。

本来であれば、実際にお会いしてこうした言葉を伝えるべきところだ。それが、結果的にこうしたかたちになってしまった。ずいぶんと略式で、失礼だったと思っている。

■ お別れ携帯電話

テレビの歌番組で、松山恵子(今では故人)が「お別れ公衆電話」を歌っているのを見たことがある。「今の世の中なら、『お別れ携帯電話』かな」などと思ったものだ。

ところが最近、小町雪乃(演歌歌手)が、本当に「お別れ携帯電話」という曲を出していた事実をたまたま知った。これには驚いた。

Amazon.co.jp で試聴したが、イントロが面白かった。着物姿と携帯電話という組み合わせのジャケット写真も目を引く。

携帯電話を通じて別れを告げるというのは、実にそっけなく、切ない。もっとも、私にそのようなことを言う資格はないのだが……。

※ 次は、「お別れスマートフォン」という演歌が出る、かどうか。

■ 書店のレジ近くに置いてある栞

話は変わるが、最近の私は、書店で買い物をしたときに、レジ近くに置いてある無料の栞を持って帰ることが多くなった。別に趣味で収集しているわけではない。栞がないと読書に不便だからだ(そういえば、昔の私は、栞どうしてたんだろう?)。だが、栞にも様々なものがある。気を付けて選ばないと、うっかり自分の趣味に合わないものを取ってしまいかねない。

この間は、『季刊刑事弁護』という雑誌を買ったのだが、そのときに取った栞は、法律雑誌『ジュリスト』のものだった。これはぴったりだ。

別の機会では、陰に隠れていたか何かでデザインがよく見えない栞を取ってしまった。その栞を見てみると、なんとピーターラビットのデザインだった。かわいらしいが、私のようなおっさんには似合わない。だが、もったいなかったので、うさぎの栞を使い続けたのだった。