2010年6月30日水曜日

私も水筒男子だ

■ 夏きたる

すっかり夏らしくなってきた。

私は体質で、暑い時期に身体を動かすと大量の汗をかいてしまう。たくさん汗をかくと、新陳代謝が良くなっていいという話は聞いたことがあるのだが、それにしても汗は鬱陶しく、シャツに汗がびっとりついて気持ちが悪い。こうなると、身体を動かすのがおっくうになってしまう。

汗を多くかくと、水分補給が欠かせない。この頃は気温が上がってきたので、私は水筒を持ち歩くようになった。この水筒は昔遠足のために買ったものだが、ビッグサイズで、持ち歩きに不便だ。もっと携帯に便利な小さい水筒が欲しいところだ。

また、日差しが強くなってきたので、外出の際にはそろそろ帽子をかぶることを考えなくてはならない。私は外出をするときには車を使わず、長時間歩くことが多いので、なおさらだ。

室内にいるときは、エアコンにはできるだけ頼らず、薄着をしたり、扇子や扇風機を使ったりすることにしている。

■ 日向の国の美人姉妹

昨夜TV番組「NHK歌謡コンサート」を見たところ、演歌・歌謡曲の歌手としては稀に見る美貌の歌手が登場し、驚いた。民謡日本一とミス宮崎による姉妹デュオ・黒木姉妹。2010年1月27日に『泣かんとよ』でデビューした新人だそうだ。宮崎と言えば、いま宮崎の畜産農家は大変な思いをしているらしい。こういう時期だけに、黒木姉妹にも頑張って欲しい(口だけでなくて、実際に CD なりなんなりを買わないといけないな)。

■ 英英辞典

先日、アフィリエイトのお金が少したまったので(本当に少しだが……)、英英辞典を買った。小型水筒を買えばいいのに、英英辞典を買ってしまうのが私流のお金の使い方だ。この英英辞典については、姉妹ブログ「ひきこもり英語ブログ」の記事「Pocket Oxford English Dictionary」を参照。

2010年6月20日日曜日

「ハーバード白熱教室」見終えた感想

NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」は今日が最終回だった。私が最初に見た回は4月18日放送分「『富』は誰のもの?」だったが、それ以降、毎回欠かさず見ていた。テレビをあまり見ない私がこれだけ視聴を続けたのは珍しい。

しかし、内容は(私には)難しく、十分に理解はできなかった。当然だろう。なにしろ、ハーバード大学の講義を、この頭の悪い私が見ているのである。しかも、もともと哲学の素養もない上、予習も復習もしていない。だが、全く何も理解できなかったわけではないし、名門大学の講義の雰囲気だけでも味わうことができただけ、まあよしとしよう。小林正弥千葉大学教授による解説が、理解の助けになった。

あのような講義が展開できたのは、学生のレベルが高かったからだろう。発言をした学生はみな熱心で聡明で、予め講義に備えてよく勉強してきているようだった。

ポケットに手を入れながら発言をする学生をよく見かけた。中には、ガムをかみながら発言している学生もいた。日本では無礼とされる態度だが、アメリカではそうではない。一度スパイダーマンが講義室に紛れ込んでいたが、目立ちたがり屋の仕業だろうか。

このブログには、ハーバード白熱教室について検索して訪問する方がいらっしゃるが、中には、サンデル教授の著書を検索する方がいらっしゃる。おそらく、最近出版サンデル教授の講義が書籍化されたという話を耳にし、その本を探していらっしゃるのだろう。そこで、案内のために、その本を紹介することにする。Amazon.co.jp へのアソシエイトリンクだ。

↓ これがその本『これからの「正義」の話をしよう』

2010年6月14日月曜日

校歌の歌詞

私が入学した小学校の校歌の歌詞は現代的で親しみやすく、小学校低学年の私にも分かりやすいものだった。

その後転校したのだが、転校先の小学校の歌詞は文語体で難しく、子どもの私には理解が難しい、とっつきにくいものだった。「だいたい、昭和50年代にできた新設校なのに、どうしてこんな古めかしい歌詞なんだ!」と憤慨したものだ。だが、格調高く、ありがたみが感じられる歌詞だった。

今にして思うに、小学校といえども、校歌と言えば文語体というのがだいたいの相場だろう。

・ 文語体。
・ 学校の教育理念が歌詞に入る。
・ 海や山や川など、地元の自然が歌詞に入る。
・ 「○×小学校」など、学校名がフルネームで入らないことが案外多い。フルネームではなく、○×とだけ歌詞に入る。

といったところが、現代の校歌におおむね共通する特徴だろうか。

私の祖母が出た小学校では、当時、天皇賛美や富国強兵がうたわれていたそうだ。戦後に入って、この小学校は校歌を改訂した。現代ではこうした校歌はほとんどないだろう。

だが、中にはこうしたセオリーが当てはまらないユニークな校歌もある。

宗左近氏(故人)が作詞した校歌はユニークなものが多く、ネット上でも有名だ。福島県立清陵情報高等学校の校歌「宇宙の奥の宇宙まで」など。だが、時に奇抜なその歌詞は、愉快的に取り上げられることもある。

最近話題になった歌は、校歌ではないのだが、済美高等学校の学園歌だ。同校野球部が甲子園に出場して勝ち進むとともに、このユニークな校歌が何度もTVやラジオで流れ、話題になった。当時の小泉首相は、所信表明演説の中でこの歌を引用している。

2010年6月1日火曜日

NHK歌謡コンサート「愛ひとすじに生きる女」

NHK歌謡コンサートを見た。若い歌手も出ていたので、感想を書く。

最初は、先日亡くなった吉岡治作詞の歌を、石川さゆりが3曲続けて歌った。今回の歌コンは「番組内容を一部変更」したとのことが、変更箇所はこのあたりだろうか。

■ 石川さゆり「天城越え」

石川さゆりが「天城越え」や「津軽海峡冬景色」を歌うと、親もTVの前で一緒に歌い出す。私は石川さゆりの歌をじっくり聴きたいのに、親の歌声も一緒に耳に入ってきて、台無しだ。

■ 石川さゆり「夫婦善哉」

この曲から、親が一緒に歌わなくなった。おかげでじっくり聴けたが、やはり石川さゆりの歌声はいい。このあたりはセットといい、番組側も力を入れている様子が窺えた。三原綱木とザ・ニューブリードは、どこに隠れていたのだろう。

■ 石川さゆり「だいこんの花」

吉岡治が作詞した石川さゆりの最後の曲。

■ 秋元順子「一枚の写真」

人気歌手となると、新曲を歌コンで何度も歌える。それにしても、相変わらず歌の上手い人だ。

■ 香西かおり「春陽炎」

「はるかげろう」と呼ぶ。

■ 音羽しのぶ「女・・・そして女」

私がTVで音羽しのぶを視たのは久しぶりだが、綺麗な白いドレスを着て、別人みたいになってた。音羽しのぶというと、奇抜な格好で股旅演歌を歌っていたデビュー当初と、その前の森川美里時代しか思い出せない。しばらく演歌番組を視ていなかったせいだ。今日歌っているときに手につけていたお数珠みたいのは何だったのだろう。「女・・・そして女」は最近出した新曲だが、作曲は市川昭介(故人)だった。

■ 九重佑三子「ウェディング・ドレス」

時代の歌・こころの歌。かつてのNHKの人気番組「夢であいましょう」からヒットした曲だそうだ。作詞永六輔、作曲中村八大。

■ 出光仁美「おんな七厘・神楽坂」

今年4月21日にデビューした新人。当然、歌コン初登場。出演歌手の中でも、最もかわいくて、綺麗だった。声と歌と着物がいい具合にマッチしていた。それにしても、最近は水森英夫門下が多いな。音羽しのぶも水森門下だったはず。

■ 三代沙也可「桜の川」

小田切アナのあの説明の仕方、三代沙也可も歌コン初登場みたいに聞こえた。本当に初登場なのだろうか、それとも違うのだろうか。

■ さくらまや「ノラ猫三度笠」

低年齢のため、生ではなく録画での出演。猫の扮装をして歌っていた。歌の最中、どこからともなく、「ニャー」「ニャー」という声が何度も聴こえた。かわいらしい雰囲気だったが、こうした雰囲気はさくらまやにしか絶対に出せない(他の出演歌手が真似することは、絶対に無理だ)。それにしても、出演者の年齢層の幅が広い歌番組だ。

■ あさみちゆき「黄昏シネマ」

ギターを抱いて歌っていた。このスタイルは変わらない。

■ 大月みやこ「心ひとすじ」

締めだった。

■ まとめ

今週のテーマが「愛ひとすじに生きる女」だったためか、出演歌手は全て女性だった。ときどきこういう思い切った人選をした方がメリヘリがあって、見る側としては面白い。

[蛇足]

この番組が終わった後、英語の語学番組「リトル・チャロ2」の番組宣伝があった。「リトル・チャロ2」といえば、あの語学番組とは思えないポップな主題歌が気になっていたのだが、あの主題歌は倉木麻衣が歌っているとのこと。