2010年10月30日土曜日

母校の歴史を読む

地元の図書館で、母校(高校)の歴史をまとめた本を読んだ。

学校を経営する側の立場から書かれた本とあって、外部からは分からない私立高校ならではの学校経営の苦労が窺われ、興味深かった。特に開校時の苦労は、並々ならぬものがあったようだ。

私立高校にとっては、生徒が集まるかどうかは公立高校以上に大きな問題ではないかと思う。実際、経営難で廃校になった私立高校も近隣にある。政府の政策により公立高校の授業が実質無償化されることになり、私立高校の経営者の間には生徒が公立高校に流れてしまうのではと懸念する声が以前あったと聞くが、無償化後、どうなったのだろう。

あと、私の目を引いたのは、30~40年ほど前の就職難の時代の就職実績だ(オイルショックの時代だろうか、このあたり本にどう記載されていたか覚えていない)。当時、就職も進学もせず卒業した生徒がこの高校でも相当の割合に上ったそうだ。最近でも、就職先が決まらずに卒業する高校生が話題になったが、同じようなことは昔にもあったようだ。昔は大学進学率が低く、また、専門学校は存在すらしていなかったため、高卒で就職する者は少なくなかったろうが、社会的な問題にはならなかったのだろうか。

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最近、急に冷えてきた。ついこの間まで猛暑だとか残暑がひどいとか言っていたのに、どうなっているのだろう。27日には、全国的にも、最低気温が10度を下回る都市が目立った。寒いからというので、親の命で灯油を買いに行った。そう、ストーブのためだ。このように気温が急に変化する時期は、体調管理に気をつけたい。

2010年10月16日土曜日

ジョークに対する反応にも、お国柄?

■ タイタニック号のジョーク

タイタニック号のジョークは、よく知られている。

船が沈みそうになった時に、女性や子どもを優先して救命ボートに乗ってもらうため、船長としては男性乗客には海に飛び込んでもらいたい。そこで、どう説得したか?

アメリカ人には、「あなたはヒーローになりたくないのか。ここで飛び込めばあなたはヒーローになれる」

イギリス人には、「あなたはジェントルマンだろう。女性や子どもに譲るべきだ」

ドイツ人には、「これは規則だ」

そして日本人には……「みんなそうしているから、あなたもそうしなさい」

ちなみに、タイタニック号に乗っていた日本人は1人だけだったそうだ。鉄道省(当時)の細野正文参事官で、船から脱出して生存している。

■ ジョークに対する反応にも、お国柄?

最近、昔のNHKラジオ「やさしいビジネス英語」か「ビジネス英会話」かの録音テープを聴く機会があった。桜美林大学の馬越恵美子教授が担当されていた土曜サロンの録音分だ。

その中で、ジョークに対する、それぞれの国の人たちの反応というジョークがあった。つまり、ジョークを言った場合、相手はそれにどう反応するか?これもある程度有名な小噺かもしれない。

アメリカ人は笑わない。ほとんどのジョークを知っていて、面白くないから。

フランス人は、半分聞いただけで笑う。オチが分かってしまうから。

ドイツ人は、翌日になって笑う。一晩中なぜ面白いのか理詰めで考えるから。

そして日本人は……にこにこするだけ。冗談は分からないが、お付き合いで笑うから。

■ 和をもって

どちらのジョークも、周囲との同調を重んじる日本人の国民性が笑いの種になっている。いったいどこの国の誰が言い出したジョークだろうか。日本人が考え出した自虐ジョークの臭いがするが。

2010年10月14日木曜日

犬に襲われそうになった

この前、公園を1人で歩いていたら、突然犬がほえながら私を追いかけてきた。飼い主がいる犬だったかどうかは分からない。私は広い公園を懸命に逃げたが、犬はどこまでも追いかけてくる。私は犬に追われながらもなんとか走って公園を脱出。ここまで来たらさすがにもう追ってこないだろうと安心したところ、なんと犬は公園を出てまで、私を追いかけてきた。これにはさすがに恐怖を感じた。結局、100メートルは走っただろうか、犬から逃れることができた。幸い、私に怪我はなかった。

なぜ犬が私を追いかけてきたのか、私にはさっぱり分からない。身の危険を感じた私は犬に反撃しようかとも思ったが、誰か飼い主がいたかもしれなかったため、うかつに手を出せず、逃げるしかなかった。ああいう場面で自分の身を守るために犬を攻撃したら、動物虐待の罪に問われるのだろうか。

それにしても、相手が犬でよかった。あれが熊や猪だったらと思うと、ぞっとする。最近はどこにどんな動物が現れるか分からない世の中だ。なにはともあれ、あの公園には近寄らないようにしよう。

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最近、夜7時代は、NHK WORLD のニュース番組(NEWSLINE)を見ることが多くなった。番組内に South East Asian Bulletin というコーナーがあり、東南アジアの状況を詳しく報じているのが番組の一つの特徴だ。日本企業が次々にアジアに進出する中、よい勉強になっている。

NHK Bangkok のリポーター Patchari Raksawong さんの最初と最後の挨拶(合掌とお辞儀)が異国情緒を感じさせ、なおかつ上品でよい。あの挨拶が、「ワイ」なのだろうか。タイでは、ドナルドも合掌をしている。

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