北陸~山陰など日本海等の地域には、「弁当忘れても傘忘れるな」という格言があるそうだ。土地柄よく雨や雪が降るため、外出の際には傘が欠かせないということだ。私が住む地域も、その例外ではない。
特にこの季節、私の地元では雨や雪の日がとにかく多く、私はよく傘を持ち歩く。
この傘だが、最近私は何度も買い替えている。おかげで傘代がかさんで仕方がない(no pun intended)。
傘を頻繁に買い替える一番の理由は、傘をさしている間に傘が壊れることが多いからだ。たいていは、強風に煽られて壊れる。これについて私の親は、「風が強いのに、傘なんてさすから壊れるんだ」と言う。しかし実際は、雨や雪が降る日に限って風が強い日が多いように感じる。こうしたことを考えると、「風が強いのに、傘なんてさすから壊れるんだ」なんて言われると、ではいったい傘はいつさせばいいのかとも思えてもくる。
ただ、私は最近、傘を買う時はたいてい安物を選んでいる。これだと、傘がやたらと壊れるのも仕方がないのかもしれない。
しかし、だからと言って、高価な傘はなかなか買えない。かつては私も、もう少しそれなりの値段の傘を持ち歩いていたが、傘を無くしたり、誰かに間違って?持って行かれたりしたり、そうした苦い経験を度々重ねてきた。高価な傘を無くした時の損失は大きい。
いずれにせよ、降水量の多いこの地域では、傘との付き合いは宿命のようなもので、今後も避けて通ることはできない。