私は昔から(座るときの)姿勢がいいと言われる。たしかに私は、座っている最中、意識的に姿勢を正すことにしているので、これを褒められると悪い気はしない。
私が姿勢にこだわるのは健康上の理由でというよりはむしろ、単に悪い姿勢をするのが好きではないからだ。姿勢が悪いと、見栄えも悪い。貧相に見えたり、自信がなさそうに見えたりする。もちろん、世の中には様々な事情で姿勢が悪い人もいるのだろうが。
私はインターネットをよくするのだが、メールやブログのコメント欄などを通じていただいたメッセージにお返事を書く際は、よほどインフォーマルなやり取りの場合を別とすれば、特に意識して姿勢を正すようにしている。お互い顔が見えないとはいえ、文書を通じて相手と会話をすると考えると、姿勢を正さずにはいられないのだ。よく、改まった電話をしている最中、相手の顔が見えないにもかかわらずお辞儀をする人がいるが、それと似たようなものだ。もちろん、インターネットに限らず、正式な文書を書く際も、姿勢を正すようにしている。
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最近は、歩行中にも姿勢を意識するようになってきた。背筋をピンと伸ばすことから始まって、それが高じ、手の振り方や脚の動かし方、歩幅なども気をつけるようになってきた。堂々と、颯爽とした歩き方をする方が見栄えがいいのはもちろんのこと、自分自身の心のありようにも影響があるように思われるからだ。といっても確証はないが。もっとも、歩き方に気を遣う人は、男性よりもむしろ女性に多そうだ。
街中で人の歩き方をよく観察していると、人によってかなり違うことが分かる。歩き方も、その人の一つの個性なのだろう。