2011年7月6日水曜日

German government bond は bund

姉妹ブログ「ニートひきこもりJourna」でも書いたが、このごろ自室に閉じこもっていると、あちこちから声やら音やらが聞こえてくる。暑さのため、家族や近所の人などが、部屋の窓や扉などを開け放しにするからだ。

私はこうした音を嫌って、自室の窓や扉を閉めているのだが(この暑いのに!なお、冷房はつけていない)、それでもなお周囲から人の話し声やテレビの音などが聞こえてくる。こうした音が聞こえてくると、勉強や読書、ブログ執筆などをしているときなどには、気が散る。

こうしたときは、クラシックの音楽をかけることにしている。周囲の音をかきけす効果がある。クラシックなら聞こえてきてもそれほど集中力に悪影響はない。

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ドイツ連邦債(German government bond)は、英語では bund とも言う。「債権」を意味する bond と混同してしまいそうだが、そうではなく、bund だ。

今、私がこの記事を書いている時点(2011年7月5日8:00頃)での、ユーロ各国の国債の、対ドイツ連邦債スプレッドを調べてみた。10年物国債。

スウェーデン -0.09bp
フィンランド 30bp
オランダ 32bp
イギリス 35bp
オーストリア 47bp
フランス 48bp
ベルギー 108bp
イタリア 190bp
スペイン 238bp
ポルトガル 828bp
アイルランド 878bp
ギリシャ 1,327bp

ユーロの導入当初、ユーロ圏各国の国債利回りの格差は縮小に向かったそうだ。今では考えられない話だ。

ちなみに日本国債の対ドイツ連邦債スプレッドを計算してみると、-1.85bp。主要国でも最低の水準だ。これは日本国債が優良であると受け止めていいのかどうか。